6月24日対中日 エースとは
ヤクルト1‐3中日(ヤクルト7勝:中日3勝)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
またまた小川はエースの役目を果たせませんでした。
1‐1の7回表1アウトで打順が回ってきた小川を高津監督は打席に送り出したわけです。
小川は6回まで82球、初回こそ3連打を食らい1失点で何とか踏みとどまり、2回以降は四球こそ出しましたがノーヒットのピッチングで、確かにこの7回の小川の打席に代打を送って継投に入る理由は見つけにくいところです。
しかも前日にサイスニードが完封勝ちしたばかりで、高津監督の胸の中では「柳の下のどじょう」という気持ちもあったのでしょう。
その7回の裏に小川はドツボにはまります。先頭の福永に右前ヒットを浴び、龍空は送りバント。1アウト2塁で、石橋です。
石橋捕手は高卒の5年目。昨年までは109打席で.153だった選手ですが、今年はこの試合までは19打数7安打で.368
と打数は少ないのですがバットが振れているのは間違いのないところ、昨日も2回の1打席目、5回の2打席目は外角低めを気持ちよく振りぬいてセンターフライを打ち上げていました。
8番キャッチャー、これまでのキャリアで本塁打0、広いバンテリンドーム。
逆に小川の投球は90球を超え疲れとともに球威も落ちてきていたはずです。
ここに小川の驕りと抜かり、捕手も中村が怪我でベンチ外、経験の浅い内山のマスク、ということで石橋選手にプロ入り初のホームランで決勝点を奪われました。
これで小川はセリーグのハーラーではなく、負け数のトップタイに躍り出ました。(3勝7敗)
味方の援護がなくともそれなりの投球をして初めてエースです。
あと以前にも書きましたが、なぜかヤクルト投手陣は今シーズン相手にプロ入り初ホームランを献上しすぎです。
これは何でしょう。明らかにホームランを打ったことのない打者が相手ということで嘗めた投球をした結果としか思えません。
とはいえ小川は7回、99球を投げ5被安打、3四死球で3失点。一応QSです。
本当の責めは貧打の打撃陣が負わねばなりません。
中日先発の初顔メヒアに対し4回、1安打、5四球で村上の犠牲フライによる1得点のみで、その後の中継ぎ5投手を捉えられませんでした。これでは勝てません。
それにしても5回までは並木の2安打のみです。並木は覚醒したようですが、ほかの打者たちは眠りっぱなしです。
今日のカード3戦目、ヤクルトは今度こそリベンジをしたい高橋と中日はヤクルト小川と並ぶ7敗(2勝)の涌井です。
どうなることやらです。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びyahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています